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食材リメイク

ひとり暮らしをしている皆さんや、主婦の皆さん、食材を余らせてしまい困ったことはありませんか?野菜やお肉は大きなパックのほうがお買い得ですからついついそちらを選んでしまいます。でも結局使いきれずに冷凍したり、時には腐らせてしまい捨てる羽目になることもあります。でも出来ればそんな勿体無いことはしなくないですよね。お財布に優しい買い物をして、なおかつ食材を無駄にしない。そんな魔法のような方法が「食材リメイク」です。

食材リメイクとは

食材リメイクは、冷蔵庫の中の余った野菜や、残ってしまったおかずを別の料理に変身させるという技です。食費の節約、光熱費の節約、時間の節約。この三つの節約を同時にするには、一度にたくさんつくってそれをストックし、何日かに分けて食べるという方法が一番確実です。でも、三日連続で同じ料理だと飽きてしまいますし、子供たちに不評だったり手抜きだと思われたりして困りますよね。だからといって、1日おきに出していたら食べ終わる前にダメになってしまいます。そんなときに役に立つのがリメイク術です。たくさんつくった料理を1日目はそのまま食べ、二日目は違う料理に変身させて食卓に並べれば、子供たちも納得、節約も出来て一石二鳥なのです!冷蔵庫の中を綺麗にお掃除するつもりで、余った食材をリメイクしてみましょう。

余らせない工夫をしよう

魔法のように魅力的な食材リメイクですが、「余らない」に越したことはありません。ですから、余らせない工夫をするということもとても大事だと思います。リメイク術は“奥の手”として覚えておくとして、食材を余らせない術を身につけましょう。

必要な分だけ

基本中の基本!食材は必要な分だけ買うようにしましょう。スーパーなどに買い物に行くと、セールをしていたり、店員さんに勧められたりしてついついいらない食材も買ってしまいがちです。でも、安いからと言って使わない食材を買うのは無駄以外の何ものでもありません!「安物買いの銭失い」を心に刻んでからスーパーへ向かいましょう。

メニューを決めてから!

必要ないものを買わない工夫として、メニューを決め手から買い物に行くことをオススメします。「今日安いものを見てから決めよう」という考えでは失敗します。スーパーは野菜コーナー、魚コーナー、肉コーナーという順番にわかれて並んでいます。この並びだと、メインとなる肉や魚を野菜の後で選ばなければなりません。今日はキャベツが安いから豚肉と炒めものにしよう、レタスとトマトも買ってサラダにしようと買いながらメニューを決めていくとします。次の魚コーナーではお刺身が安かったのでメニューを変更して今日のメインはお刺身にすることにしました。肉コーナーにいくと豚肉が高かったので、買うのをやめました。そしてお会計へ。この場合、キャベツの使い道が無くなってしまいます。サラダにしようにも足の早いレタスを買っていますから、結局無駄になってしまうわけです。なので、先にメニューを決め、それに必要な材料だけを買うということを意識して買い物をしましょう。

冷蔵庫と相談しよう

今日のメニューを決める際に大事なのが、冷蔵庫と相談することです。たとえば前日のメニューが回鍋肉で、それのためにキャベツを一玉買ってきました。でもどんな大家族でも一玉全部を回鍋肉には使いませんよね。そうすると無駄な食材は買っていないのに余りが出ることになってしまいます。ですからこの余り食材を余りにしないため、キャベツを生かしたメニューを考えて作る。これが食材を余らせないために一番重要なことです。

まとめ買いよりこまめ買い

毎日買い物に行くのが億劫で、週末に一週間分の食材をまとめ買い!という一人暮らしの方は多いのではないでしょうか。確かに仕事で疲れてきて、買い物に行く元気がないという気持ちは分かります。でも、食材はなんでも新鮮なほうがおいしいんです。それにたとえ一週間のメニューをすべて決めて食材を買ったとしても、その日の気分で料理するのが面倒くさくなったり、外食に誘われたりしたら、結局食材は無駄になってしまいます。ですから、出来るだけ買い物はこまめに使う分だけ買うようにしましょう。

とにかく冷凍!

私の経験上、ほとんどの食材が冷凍可能です。ねぎなどはあらかじめ食べやすい大きさに切ってジップロックなどの保存袋に入れて冷凍すると、味噌汁やうどんに入れたり、みじん切りにしてチャーハンに入れたりすると本格的な味になるのでオススメです。一人暮らしで余りやすい食パンも、乾燥しないようにラップに包んで冷凍すればおいしく食べられます。食べるときはそのままトースターで焼けばいいので楽チンです。ピザ用チーズやパン粉など、あると便利だけど使い切れない食材も冷凍すれば長持ちします。肉類も小分けにラップで包んで冷凍すれば1ヶ月くらい持つので、安い日に買ってきて冷凍しておくといいと思います。保存袋は100円均一やドラッグストアでかなり丈夫なものが買えます。いろいろなサイズがあるので、ストックしておくと何かと重宝すると思います。ほとんどの食材が冷凍可能といいましたが、冷凍にむいていないものもあるので、自分で試してみるかインターネットで調べるなどして工夫してください。

組み合わせは自由自在

この料理にはこの食材!と決めて料理するのもいいですが、たまに冒険してみるというのも食材を余らせない工夫の一つです。たとえば、ナポリタンを作ろうと思ったのにソーセージがないとき。代わりにちくわを入れてみたら意外とおいしかった!なんてことがあるかも知れません。レシピにとらわれず、食材の組み合わせを工夫してみたら、意外とおいしいものが作れるかもしれませんよ。ただ、合わない食材もあると思いますので、創作は家族を巻き込まずに自分ひとりのときにやる、失敗しても残さず食べることを前提に挑戦してください。

「もったいない」を大切に!

日本では年間約5600万トンの食糧を輸入しています。しかし、一方でその3分の1にあたる1800万トンの食品を廃棄しています。この量は途上国の5000万人分の年間食料に匹敵していて、世界の食料援助総量の740万トンをはるかに上回る数字です。つまり、日本で私たちが無駄にした食料があれば、世界中の飢餓で苦しむ人を簡単に救えるほどの数字ということです。この廃棄率は世界一の消費大国アメリカを上回っており、日本は世界一の残飯大国であるといえます。そしてこの食品廃棄の半分以上にあたる1000万トンが、なんと家庭から捨てられたものであることが分かっています。この家庭から出る残飯の総額は年間11兆円にのぼり、さらにその処理費用で2兆円が使われているそうです。この無駄をなくすのは、ひとりひとりの「もったいない」という気持ちです。余ったから捨てるのではなく、工夫して余らせない、余ったものも上手に使う。それだけで食品廃棄の量は減らせます。「もったいない」の心を大切に、食材を無駄にしない努力をしましょう。